世界的に美容マニアの間で人気があるThe Ordinary。
The Ordinaryのレチノール製品の効果や使い方、使用してみたリアルな感想を書いていきます。
今回は Retinol 0.5% in Squalane になります。
スクワランがベースのレチノールオイルになります。
The Ordinaryのカテゴリの中の『Retinoids』に分類されます。
Ordinaryには3種類のレチノール製品がありますが、最初に使用したレチノールがこちらでした。
レチノール製品はスクワランベースのレチノール、スクワランベースのグラナクティブレチノール、乳液ベースのグラナクティブレチノールがあります。
刺激の強さが
スクワランベースのレチノール>スクワランベースのグラナクティブレチノール>乳液ベースのグラナクティブレチノール
効果の高さは
スクワランベースのレチノール<スクワランベースのグラナクティブレチノール<乳液ベースのグラナクティブレチノール
つまり、スクワランベースのレチノールは刺激が強く効果もまぁまぁで乳液ベースのグラナクティブレチノールが刺激が弱く効果が高いということになります。
何故、乳液ベースのグラナクティブレチノールを購入せずスクワランベースを買ったかというと。
グラナクティブレチノールは入荷してもすぐに売り切れてしまうため入手ができなかったのです(泣)
グラナクティブレチノールは何者なのかというと、純レチノールを安定させる加工をしたものになります。
そのため純レチノールと比べてA反応が出にくい+高い効果が望めるアイテムです。
私が手にしたスクワランベースのレチノールは純レチノールとなるため、ビタミンAが不足しているお肌の場合強いA反応が出る可能性があります。
Retinol 0.5% in Squalane の特徴
・水なし
・アルコールフリー
・シリコンフリー
・ナッツフリー
・ビーガン
・グルテンフリー
・動物実験をしていない
成分
スクワラン、カプリル酸/カプリルトリグリセリド、シモンドシアチネンシス(ホホバ)種子油、レチノール、ソラナムリコペルシカム(トマト)果実抽出物、ロスマリーオフィシナリス(ローズマリー)葉抽出物、ヒドロキシメトキシフェニルデカノン、BHT。
レチノールの効能として、細い線・肌の損傷・一般的な肌の老化の外観を減らすことができます。
コラーゲンの生成に働きかけ水分量を増やすことでお肌をふっくらさせます。
その結果、シワやたるみに効果が出るとされています。
要注意
レチノール製品を使用している時は紫外線対策を必ずしてください。
お肌が紫外線に弱くなっているのでしみだらけになってしまいます。
また、使用するのは夜限定です。
というのも、レチノールは紫外線で分解されてしまうため夜の使用が推奨されています。
これはトレチノイン・ハイドロキノンで使用したトレチノインと同じです。
また、The Ordinaryの公式サイトにはこのような注意書きもあります。
注意:レチノイドは皮膚を紫外線に対してより敏感にする可能性があります。
レチノイドを使用する場合、日焼け止めは特に重要です。
この製品は、レチノールまたはレチノイン酸を含む他のレチノイドと組み合わせて使用してはなりません。
この製品はにきびの治療法ではありません。
にきびが発生しやすい肌は、この製剤で使用されているものを含む任意の形態のレチノイドを使用した最初の数週間に、にきびが一時的に増加する可能性があります。
注:妊娠中または授乳中の場合、Granactive RetinoidまたはRetinolを含む製剤など、レチノイドを含むスキンケア製品は避けることをお勧めします。
レチノール製品はニキビを枯らすと実感していますが、ニキビの治療薬ではないのでニキビで悩んでいる方はニキビ専用のお薬を使ってね!とのことです。
妊娠されている方はレチノール使用を控えた方が良いです。
胎児に影響を与えるのは飲むタイプのレチノールと言われていますが、念のため使用しない方が良いでしょう。
レチノールの代わりにバクチオールを使用されるといいと思います。
Retinol 0.5% in Squalane の使用方法と使ってみた感想
ハッキリとした黄色のオイルです。
使用方法は水ベースの美容液の後、クリームなどの前にお肌に塗ります。
使用は夜のみ。
他のレチノイドアイテムと一緒に使用しないように。
The Ordinaryの製品の使用期限は半年から1年のものが多いのですが、レチノール製品は3か月となっています。
パッケージと瓶に使用期限が印刷されています。
『3M』というのが3Month(3か月)を意味しています。
最初これに気が付かず、使用期限ってどれくらいなのかしら~とのんきに考えていたことがあります。
レチノール製品についてまわるA反応ですが、特に目や口の周りに刺激、赤み、剥離を引き起こす可能性があります。
持続的な刺激が発生した場合は、使用を中止し、医師に相談してください。
使用前にパッチテストをすると良いでしょう。
A反応はアレルギーではないため、少しずつ慣らしていくと普段使えるようになるかと思います。
スクワランベースのレチノールは3段階あって、0.2%・0.5%・1%になります。
私の肌はレチノールに強いようだったので最初から0.5%を使用しました。
レチノールの濃度が上がれば上がるほど鮮やかな黄色になっていくそうです。
0.5%でこのお色なので1%はどれくらいなのか気になります。
私の使い方は
Matrixyl 10% + HA → Niacinamide → 化粧水 → Retinol 0.5% in Squalane → 保湿クリーム
保湿クリームは使ったり使わなかったりです。
私の使用方法だとマトリキシルを使用できる夜はこのパターンだけになります。
マトリキシルはペプチド系になるため、ビタミンCやアゼライン酸と組み合わせられないからです。
最近のスキンケアの記事を見て頂くとお気付きになるかと思うのですが、現在こちらのアイテムは使用していません。
というのも、スクワラン独特のベタつきが気になり一晩中顔がギトギトするのが苦手だったからです。
あとは単純にもっとはっきりとした効果が欲しかったからです。
1%のものを使用していたら違ったのかもしれませんが、0.5%ではA反応は全くなく効果もそれなり…?といった感じでした。
レチノールの効果が薄いと思った時の対処法として
・保湿を強めにする
・何度か重ねて塗る
というものがあります。
私の場合はどちらも有効的ではなく、ただただベトつきが増すだけだったのでInkey LISTのレチノールクリームに乗り換えました。
レチノールの効能としてお肌がパン!と張ってしわが目立たなくなりツヤツヤするのですが、こちらのアイテムのお勧め度はあまり高くないです(汗)