トレチノインとハイドロキノンとは何なのか
このブログへいらっしゃった方の殆どは基礎知識をお持ちかと思いますが、自分の復習ということで記事にしてみます。
トレチノインとは
ビタミンA誘導体の一種。
トレチノインの外用薬は尋常性ざ瘡(ニキビ)や光老化の医薬品(日本では承認されていません)。
表皮のターンオーバーを促進し、表皮の細胞を増殖させます。
その結果メラニン色素を持った表皮の細胞がどんどんと上へ押し上げられます。
約1ヶ月~2ヶ月で表皮の深い層にあるメラニン色素を外に排出させることができます。
シミだけでなく、ニキビ・ニキビ跡治療・シワや毛穴の改善目的に使用することも可能。
副作用としてレチノイド反応がある。
塗布部位の痒み、紅斑、熱感、皮むけが生じることがあります。
濃度は0.025%、0.05%、0.1%とあり濃度の低いものから使用していくのが安全です。
クリニック処方のものだと0.4%のものもあるそうです。
ハイドロキノンとは
元々は合成や写真の現像において還元剤として用いられていたもの。
使用していた人の手が白くなったことでお肌の漂白効果があると言われ始めました。
シミの原因であるメラニン色素の産生を制御。
メラニン色素を作る細胞の減少もすることができるため、できてしまったシミを漂白していきます。
まれにアレルギーが生じる場合もあり。
必ずパッチテストをしてから使用しましょう。
濃度は1~4%が一般的です。
シミの改善には4%のものが良いとされているようです。
この2つの薬剤を使用することでシミを消していきます。
洗顔後、ビタミンC誘導体ローション→プラセンタジェル→トレチノイン→ハイドロキノン→保湿していきます。
ビタミンC誘導体ローションはトゥヴェールのものを使用しています。
APS配合のホワイトニングローションとクリスタルパウダー(APPS)1%で手作りしたローションの併用。
トゥヴェールについてはまた改めて記事にしたいと思います。
プラセンタジェルはPlacentrex Gelを使用。
顔が水分をたっぷり含んだ状態だとトレチノインが浸透し過ぎてしまうため、15分ほど乾かします。
この間に顔がパリパリしてきて結構しんどいです…
トレチノインは綿棒を使用してしみ・そばかすの大きさぴったりに乗せていきます。
私はだいたいこんな感じ。
色々と記事を漁りましたがどんな風に乗せているのかという画像を見つけることができなかったため、正解か分かりません。
トレチノインを乗せて15分ほど経ったらハイドロキノンを塗ります。
トレチノインよりはみ出てぬりぬり。
ぬりぬりとはいえ、指を動かすとトレチノインがヨレてしまうため、軽く乗せていく感じです。
ハイドロキノンを塗って15分くらいしたら保湿。
トレチノインの作用で肌から潤いがなくなっている状態なので保湿大切!
私はキュレルのクリームで蓋をしています。
お肌が非常に敏感になっているので日中は日焼け止め必須。
アットコスメでも評価の良いビオレの日焼け止めを使用しています。
香りが気になるかなぁ…
トレチノインの使用は夜のみ。
昼間はハイドロキノンのみの使用になります。
トレチノインの濃度をどうするか悩んだのですが、レチノール配合のアイテムを使用していたため0.05%でチャレンジ。
なかなか反応がなく、追加で0.1%を注文しましたが4日目くらいで少し皮が剥けてきたので今回は0.05%でいこうと思っています。
反応が感じられない場合、厚く塗ると良いとあったので私はそのようにしています。
ハイドロキノンは4%のものを使用しているのですが、少し強いかも?
とはいえ赤み・痒みが出て当然のものなので我慢。
膨らんできたりひどい炎症は今のところありませんが、とりあえず痒い。
痛みも殆どないですね。
次から経過を掲載していきたいと思います。
顔痒いなぁ…